ニシノハレブタイ（2013年生、母セイウンメイリー）

ニシノハレブタイ（2013年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋晴舞台」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したセイウンメイリーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦はS.フォーリー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月7日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るジングルベルロックを上がり3位タイの末脚でハナ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

5月29日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月31日、中8週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新発田城特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月2日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

11月20日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したフジノパンサーを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（3戦1勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4歳（2017年）

10月15日、約10か月半の休養明けで迎えた10戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

5歳（2018年）

4月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた11戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた12戦目は、オープス中郷開設記念（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月17日、中0週で迎えた13戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた15戦目は、行田市観光協会会長賞（浦和ダート800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、北海道まるごとマルシェ賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。