ホリユメスキー（1991年生、母ハイビューテイ）

ホリユメスキー（1991年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時12歳）と交配したハイビューテイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）カネツ牧場。戦績は、中央平地21戦2勝2着2回、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

11月7日、デビュー戦は小迫次男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

11月20日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1994年）

6月12日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったブルーカメリアに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月17日、中2週で迎えた6戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、2着となった。

9月4日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンフェミニンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（7戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の西湖特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の河口湖特別（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小迫次男騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーアールから4馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小迫次男騎手（11戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

4歳（1995年）

1月14日、中4週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小迫次男騎手（12戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた15戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（13戦1勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のチヨノマークリオーをクビ差振り切って優勝

3月11日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（14戦2勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（15戦2勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（16戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の江の島特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

8月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。