ギャラントフィギャ（1987年生、母ササノマサル）

ギャラントフィギャ（1987年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデイ（当時15歳）と交配したササノマサルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着3回、地方38戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年のはくちょう座特別(C1一)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったテンリーテンションに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた4戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で村山明騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で村山明騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したラッキーモンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村山明騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたシルバニール決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で村山明騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で村山明騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた14戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（1991年）

1月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったクボタイテから1馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、神楽坂特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、湯島特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカイウンケンコーをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、台東区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた23戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキーフイールドをクビ差制して勝利を手中に収めた。

6月17日、中0週で迎えた24戦目は、ペガサス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（7戦2勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた25戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で脇本一幸騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、トロピカルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇本一幸騎手（9戦2勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で脇本一幸騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で脇本一幸騎手（11戦2勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で脇本一幸騎手（12戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた30戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で脇本一幸騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた31戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で脇本一幸騎手（14戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で脇本一幸騎手（15戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた33戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、一般A1（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

1月10日、中1週で迎えた34戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口健治騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた35戦目は、袋川特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口健治騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた36戦目は、東中スポ新聞社杯（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口健治騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた37戦目は、春蘭特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口健治騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた38戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、パンジー特別（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた39戦目は、一般A1 A2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口健治騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた40戦目は、佐々木泉騎手を鞍上に迎えて、キスゲ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた41戦目は、シンビジウム特別（足利ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は山口健治騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月5日、中0週で迎えた42戦目は、七夕特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木泉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた43戦目は、盛夏特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は山口健治騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月13日、約3か月半の休み明けで迎えた44戦目は、野口眞一騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月1日、中2週で迎えた45戦目は、三浦讓二騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた46戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1993年）

1月3日、中1週で迎えた47戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた48戦目は、一般A（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤村龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた49戦目は、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤村龍也騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月17日、中1週で迎えた50戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤村龍也騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤村龍也騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月2日、中7週で迎えた52戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8歳（1995年）

6月10日、約25か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた53戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。