シャロンミータン（1998年生、母ミナミバラ）

シャロンミータン（1998年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時11歳）と交配したミナミバラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、地方15戦6勝2着1回。2001年のアラブダービー(アラ系3歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

青木和夫厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

12月18日、デビュー戦は大塚研司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウハイシルクに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3歳（2001年）

1月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイキョウヒラリーに8馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月16日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクセスフレンドを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月4日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリードンチョビに6馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月26日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリードンチョビに2馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンのアラブダービー（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般A7（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリュウモンジを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月27日、中2週で迎えた11戦目は、3歳オープンのアラブ王冠（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般A9 11（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフワノキンザンに4馬身の差をつけて6勝目を手にした。

4歳（2002年）

1月2日、中5週で迎えた14戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月28日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。