ハーピーブロッサム（2019年生、母ミルファンティ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2021年）

7月9日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったイライジャに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオオムラサキ特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったベニヒメに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のショウリョウバッタ特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、2歳戦のミノムシ特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

3歳（2022年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のだるま落とし特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた8戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の尉鶲特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた9戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雲雀特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた12戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の頬白特別（川崎ダート1600m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の三ちゃん食堂杯（川崎ダート1500m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は小林捺花騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシュテルン賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヴェルトラオム賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、モンゲーアラシに交わされて1馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のスピア賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた18戦目は、みんなで歌おう希望の輪賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、馬産地日高記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、金剛賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、埼玉県肉用牛経営者協会長賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた22戦目は、『劇場版転スラ』公開記念杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた23戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、双六賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた24戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井光輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた25戦目は、東松山市農林公園賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井光輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた26戦目は、大蔓穂賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアチェロイスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で室陽一朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた30戦目は、開成町賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

9月15日、約4か月の休養明けで迎えた31戦目は、雷閃賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた32戦目は、馬い!紅卵はサンサンエッグ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた33戦目は、天王山賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、芝山町賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で室陽一朗騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた35戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、アッサム賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月11日、中4週で迎えた36戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、冬雷賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月5日、中3週で迎えた37戦目は、閃雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた38戦目は、渦雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた39戦目は、タンポポダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月14日、中0週で迎えた40戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4月13日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた41戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月31日、中6週で迎えた42戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月1日、約5か月の休み明けで迎えた43戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフェーバーラッシュをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。