ホウライスズラン（2002年生、母ホウライホマレ）

ホウライスズラン（2002年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋鈴蘭」。毛色は鹿毛。種牡馬のオースミジェット（当時8歳）と交配したホウライホマレが4歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）絵笛牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方28戦10勝2着8回。主な勝ち鞍は2005年の名古屋チャレンジカップレモン賞。

経歴

デビュー前

藤ヶ崎一男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

8月27日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキミガヨオーから1馬身半差の2着となった。

12月22日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライシーザーからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2005年）

1月1日、中0週で迎えた3戦目は、3歳戦の七福神賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハルオピースに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月19日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカドリームから2馬身半差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンスザチャンスに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の西尾城特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノカチボシに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

9月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、3歳戦の弥富金魚特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のグッバイモリゾー&キッコロ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のエンジュ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2006年）

3月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

3月29日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のティータイムをクビ差振り切って優勝

6月8日、中9週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グリーンヒルフライに交わされて1馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウンに1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

7月28日、中4週で迎えた16戦目は、ボルチモア港特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた17戦目は、なお君あきちゃん結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラサヤカを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って優勝

8月25日、中1週で迎えた18戦目は、ひるがお特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノボリスウィートに1馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

9月6日、中1週で迎えた19戦目は、ホウセンカ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（10戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテラノハイリーフを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月29日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るローレルダンスを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って8勝目を掴み取った。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（12戦6勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、ハナノキ特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマンリョウハートに2馬身半の差をつけて9勝目を手にした。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、磯菊特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（14戦7勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタガノグリッターを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って10勝目を達成した。

12月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で横井将人騎手（16戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアンディーバローズを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で横井将人騎手（17戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキクノサンサンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2007年）

1月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で横井将人騎手（18戦8勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナアに交わされて2馬身半差の2着となった。

1月14日、中0週で迎えた28戦目は、誕生ひとみ女王杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で横井将人騎手（19戦8勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月8日、約4か月の休み明けで迎えた29戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で横井将人騎手（20戦8勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。