ビコーフェザー（2004年生、母マラブー）
Biko Feather
2004.03.27
ビコーフェザー（2004年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋羽」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時14歳）と交配したマラブーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、中央障害18戦3勝2着2回、地方1戦0勝。2009年の東京ハイジャンプ(JG2)で2着に入った他、2009年の新潟ジャンプステークス(JG3)で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦3勝 [3-3-3-20/29]
- 総賞金国内
- 1億836万円
- 生年月日
- 2004年3月27日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 安田隆行栗東
- 馬主
- （有）レジェンド
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 3,255万円
セレクトセール サラブレッド 当歳
- 抹消情報
- 中央：2011年2月3日抹消
地方：2007年8月15日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のマラブーは海外2戦0勝。祖母のLast Featherは海外重賞1勝（英国芝）。曾祖母のQuillは海外26戦14勝。父のホワイトマズルは海外G1・1勝（伊国芝[2400m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 7*7×6*7*7*7 | 5.46% |
| きM | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*6 | 3.12% |
| 牡 | Turn-to | 6×4 | 7.81% |
| 牡 | Princequillo | 6*7×4 | 8.59% |
| 牡 | Nasrullah | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Bull Lea | 7*7×5 | 4.68% |
| 牡 | Nearco | 6*7×5*6*6 | 8.59% |
| 牡 | Count Fleet | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | Donatello | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Court Martial | 5*7 | 3.9% |
| 牡S | Fair Trial | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Mahmoud | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | St. Germans | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Sardanapale | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Bahram | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 7×6*7 | 3.12% |
| 牝 | Feola | 7×7 | 1.56% |
| 牝M | Plucky Liege | 7*7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リファール系
- ファミリーナンバー
- 5-g
レース成績
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、レジェンドによって3,255万円で落札された。
安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2006年）
11月26日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。
3歳（2007年）
2月3日、中6週で迎えた3戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
4月28日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたリミットブレーカー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
5月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。
7月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村友一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。
7月18日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村友一騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月4日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で北村友一騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。
4歳（2008年）
3月29日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月15日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のゼットコマンダーに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
10月11日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月13日、中8週で迎えた14戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5歳（2009年）
4月5日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎祐己騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月16日、中5週で迎えた16戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のエアリーズに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
7月25日、中6週で迎えた18戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
8月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリモマキシムから1馬身1/4差の2着となった。
10月17日、中7週で迎えた20戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白浜雄造騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムトッパズレから2馬身半差の2着となった。
11月14日、中3週で迎えた21戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で白浜雄造騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（2010年）
2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。
3月13日、中4週で迎えた23戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は白浜雄造騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月15日、中8週で迎えた24戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。
6月12日、中3週で迎えた25戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月21日、中9週で迎えた26戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白浜雄造騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。
9月20日、中3週で迎えた27戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白浜雄造騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月16日、中3週で迎えた28戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白浜雄造騎手（11戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。
11月20日、中4週で迎えた29戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で白浜雄造騎手（12戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバシケーンに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。