フジノウェーブ（1989年生、母ビュリートウショウ）

フジノウェーブ（1989年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時11歳）と交配したビュリートウショウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏服部牧場。戦績は、地方12戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年のなぎさ特別(B2三)。

経歴

デビュー前

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1992年）

9月25日、デビュー戦は伊藤健児騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアレアズマから6馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤健児騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクラコバンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤健児騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のビリーサルンダに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月16日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で伊藤健児騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズイチに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1993年）

1月28日、中5週で迎えた5戦目は、一般C2四五（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤健児騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウワテイオーをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤健児騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンストロングに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月24日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤健児騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクミツオーに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、みやび特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤健児騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウオータージェットに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、フェニックス特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤健児騎手（8戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシロークレスピンに2馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

8月1日、中3週で迎えた10戦目は、なぎさ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤健児騎手（9戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマーベラスジョークに3/4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5歳（1994年）

2月17日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤健児騎手（10戦9勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイセンルビーから2馬身差の2着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた12戦目は、ブラッドストーン特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤健児騎手（11戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。