エリモノライオン（1991年生、母エリモファンタジー）

エリモノライオン（1991年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイルドブルボン（当時16歳）と交配したエリモファンタジーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地11戦0勝2着3回、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の一般C1ハ。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月27日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は506kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたランドエンペラー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、リヴリユーに交わされて2馬身差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、リキアイリンカーンに交わされて5馬身差の2着となった。

4歳（1995年）

6月17日、約10か月の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた11戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月19日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた18戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木義久騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木義久騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキダイテンボシに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、出羽路賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木義久騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1996年）

4月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木義久騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月24日、中0週で迎えた22戦目は、一般C1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木義久騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木義久騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木義久騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。