グランドサミット（1992年生、母シンエイロータス）

グランドサミット（1992年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時17歳）と交配したシンエイロータスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方37戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

2月25日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

3月4日、連闘で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月5日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラキンカザンに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1996年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントエブリーから半馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフォードラベンダーに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプロジェクトチームから4馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で白谷正美騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で白谷正美騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンデイズからハナ差の2着に甘んじた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般D2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で白谷正美騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で白谷正美騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で白谷正美騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードバラードに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月26日、中0週で迎えた14戦目は、葉月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で白谷正美騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で白谷正美騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で白谷正美騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のロングオブゼウスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（13戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手（15戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手（16戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノブルーリボンから4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手（17戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で白谷正美騎手（18戦4勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドターボから1馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で白谷正美騎手（19戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で白谷正美騎手（20戦4勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で白谷正美騎手（21戦4勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で白谷正美騎手（22戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で白谷正美騎手（23戦4勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で白谷正美騎手（24戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月6日、中5週で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた31戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノビクトリーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニーリプルに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月1日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のソフィアマリーに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

12月21日、中2週で迎えた36戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリ第4戦（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフシミスキャンに2馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6歳（1998年）

2月9日、中6週で迎えた37戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた38戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカコイサンデーをクビ差振り切って8勝目を手に入れた。

3月14日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーエイマインドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月12日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。