リバービバップ（2008年生、母トップサンキスト）

リバービバップ（2008年3月20日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋ジャズの一形態」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時9歳）と交配したトップサンキストが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）大川牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方30戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

6月26日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシンワハーツクライに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

12月18日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3歳（2011年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月18日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳S3の東京湾カップ（船橋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のハナミズキ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のブルーベリー特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、インザウインドに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月22日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の向日葵特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で水野貴史騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒシプレンティをクビ差振り切って2勝目をマークした。

9月20日、中3週で迎えた13戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた14戦目は、トルマリンスター賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で水野貴史騎手（8戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、抜け出したサミンガードナーに3/4馬身届かず2着となった。

11月8日、中4週で迎えた15戦目は、シトリンスター賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で水野貴史騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったプラチナタイムにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で水野貴史騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月20日、中3週で迎えた17戦目は、師走特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で水野貴史騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2012年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、ニューイヤー特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で水野貴史騎手（12戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた19戦目は、端月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で水野貴史騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた20戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月31日、約8か月の休養明けで迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、近代競馬150周年記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた22戦目は、疾風スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレッドマロンに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、ポインセチア特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントローレンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を収める

5歳（2013年）

1月28日、中5週で迎えた24戦目は、睦月特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のイキナヤツに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

2月26日、中3週で迎えた25戦目は、梅見月特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた26戦目は、アクアマリン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた27戦目は、イースター特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブラゾーハリーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月22日、中4週で迎えた28戦目は、青葉特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた29戦目は、パール特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったミラーコロに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中2週で迎えた30戦目は、天の川特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

7月25日、中2週で迎えた31戦目は、藤沢市特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

6歳（2014年）

1月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた32戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、東京スポーツ盃（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた34戦目は、日刊スポーツコンピ指数カップ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた35戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（12戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。