サニーヒロイン（1999年生、母マーシヤルペンド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2001年）

12月7日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は463kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたミドリノダービー決め手に屈して半馬身差の2着に敗れた。

3歳（2002年）

1月16日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、テクニカルメリットに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2003年）

2月13日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトートマックスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、アブクマノボルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月8日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロンロンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月19日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたゴールデンフェザー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のセイエイカイソクに6馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

8月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、リガメントミライにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月22日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったミキノマーメイドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のエーテルフラッシュに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5歳（2004年）

2月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。