キビノマイ（1995年生、母キラバ）

キビノマイ（1995年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のフオーモサボーイ（当時16歳）と交配したキラバが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は藤田泰蔵。戦績は、地方31戦9勝2着4回。1999年の中津菊花賞(アラ系一般)で2着に入った他、1999年、2000年と周防灘賞(アラ系一般)で2回2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1997年）

12月2日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は467kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクザンアグリからアタマ差の2着に甘んじた。

12月30日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホットスパイスに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1998年）

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノパークに約12馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。

1月28日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノライゼンに5馬身の差をつけて3勝目をマークした。

2月19日、中2週で迎えた5戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノシロハマに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月11日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のクリスタル賞（姫路ダート1500m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中0週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターバードをクビ差制して5勝目を獲得した。

5月19日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライスコマンダーに4馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の広峰賞（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（8戦5勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1999年）

4月20日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた13戦目は、きんせんか（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキープリンスに7馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（12戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノハヤカゼに3馬身の差をつけて制した。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた17戦目は、浜坂町麒麟獅子特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、大分県馬主会会長賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノアイドルに2馬身半の差をつけて9勝目をマークした。

9月12日、中3週で迎えた19戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノポイントから1馬身差の2着となった。

10月3日、中2週で迎えた20戦目は、周防灘賞スプリント（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた22戦目は、中津菊花賞（中津ダート2180m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山伸一騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウメイカイカから半馬身差の2着となった。

12月12日、中4週で迎えた23戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山伸一騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2000年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、アラブ新春賞（中津ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高山伸一騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた25戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、周防灘賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた26戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノバトルから半馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた27戦目は、周防灘賞スプリント（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、アラブ大賞典（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた30戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川浩文騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。