スケッチ（2013年生、母スナップショット）

スケッチ（2013年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「写生、素描」。毛色は鹿毛。種牡馬のカンパニー（当時12歳）と交配したスナップショットが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2五。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

4月23日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に敗れた。

7月31日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したスパルタトウショウを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、JA岩手ふるさとはとむぎ杯（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホメテノバスコを目の覚めるような末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリノヴェルサイユに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

4歳（2017年）

5月7日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンシングヒロインに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、アンブリッジローズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月18日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のザッツフェイマスに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったナチュラルウーマンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（9戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったカタオモイにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で坂口裕一騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂口裕一騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデサフィナードを上がり2位タイの末脚でハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で坂口裕一騎手（12戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、南部杯カウントダウン29（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で坂口裕一騎手（13戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

10月8日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた21戦目は、ハーレカイン賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で坂口裕一騎手（14戦4勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた22戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月16日、中5週で迎えた23戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（15戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。