カイワンマグワイア（1996年生、母ウインデイージヨー）

カイワンマグワイア（1996年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時15歳）と交配したウインデイージヨーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、地方35戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のペルセウス賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

柏木一夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1999年）

1月5日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月24日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバビアナホマレに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヒワノエンジェルをアタマ差振り切って2勝目を獲得した。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のオースカユリナに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月10日、中4週で迎えた5戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1六七八（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4歳（2000年）

1月8日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトゥインクルアローに5馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

3月2日、中3週で迎えた11戦目は、春水特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、エキスポキングに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた12戦目は、弥生特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、チェイスチェイスに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた14戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で桑島孝春騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエビスホワイトオーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月3日、中3週で迎えた15戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のシャワーツリーに1馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のサタデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、メイジュンユウキに交わされて2馬身差の2着となった。

8月14日、中6週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のファンタスティックナイト賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた18戦目は、マゼラン星雲賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

5歳（2001年）

1月16日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦の初富士賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇一騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた20戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇一騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた21戦目は、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇一騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月27日、中0週で迎えた22戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、早春賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は久保勇一騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

5月11日、中5週で迎えた24戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

5月20日、連闘で迎えた25戦目は、薫風賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（9戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、スピカ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇一騎手（10戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた27戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇一騎手（11戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

10月6日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、アルデバラン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇一騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた29戦目は、フェアリーテール賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇一騎手（13戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた30戦目は、ウインターテール賞（大井ダート1790m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で久保勇一騎手（14戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルドリーム賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保勇一騎手（15戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた32戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、初富士賞（大井ダート1690m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3月6日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた33戦目は、一般B2五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇一騎手（16戦1勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2三（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（17戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般B2三（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（18戦1勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。