ライトベーター（1985年生、母コルトニー）

ライトベーター（1985年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時11歳）と交配したコルトニーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地16戦3勝2着2回、地方30戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の磐梯山特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月28日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のブレーブターフに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月3日、中2週で迎えた3戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

6月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上400万下の恵庭岳特別（札幌ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は原昌久騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下の苫小牧特別（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の室蘭特別（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったエルカミノに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅原泰夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、アサカサミットにクビ差交わされて2着となった。

10月1日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサクラコガネオーをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月19日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は原昌久騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のベルクラウンを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

4歳（1989年）

10月7日、約10か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の津久井湖特別（東京ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（1990年）

5月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1991年）

4月28日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーソロンから2馬身半差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた29戦目は、一般（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた30戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトスピリツトから3/4馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノウエスタンから2馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で迎えた32戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊池武騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた36戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、中1週で迎えた37戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菊池武騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1992年）

1月4日、中1週で迎えた40戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた41戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菊池武騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた43戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般（盛岡ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で菊池武騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のガンジユサンをアタマ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。

6月6日、中1週で迎えた45戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊池武騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた46戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊池武騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。