リードオクトーバー（1990年生、母ナラサンアイ）

リードオクトーバー（1990年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時12歳）と交配したナラサンアイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地3戦1勝、地方27戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

山下清春厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1992年）

12月27日、デビュー戦は水野善太騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンバットノーザンから7馬身差の2着となった。

3歳（1993年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた3戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリードマキシムに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野善太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は水野善太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリミスロマンから2馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は水野善太騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコンバットスポートに半馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野善太騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野善太騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野善太騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月20日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野善太騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリミスロマンに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月13日、中5週で迎えた18戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレガシーメーカーに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

4歳（1994年）

2月21日、中9週で迎えた19戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は横山誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイクラウドに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレガシーメーカーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月4日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイクラウドに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスオペラに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月19日、中7週で迎えた23戦目は、水無月特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビクターマジックに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月30日、中5週で迎えた24戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5歳（1995年）

3月25日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のタキシードムーンをクビ差振り切って休養明けの一戦を物にした。

5月6日、中5週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

10月15日、約5か月半の休み明けで迎えた27戦目は、奥山正行騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワカバトウショウに3馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

11月6日、中2週で迎えた28戦目は、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で奥山正行騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中7週で迎えた29戦目は、雪嶺特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で奥山正行騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったニチドウサイクロンから2馬身差の2着に敗北した。

6歳（1996年）

4月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、エイプリル賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で奥山正行騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。