シュヴァルツ（2002年生、母シンツインクル）

シュヴァルツ（2002年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「黒（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時15歳）と交配したシンツインクルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方22戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年のフェルカド特別(C2-1)。

経歴

デビュー前

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

10月19日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（2005年）

4月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンプリティに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の西岡公園特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキノギクに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（3戦2勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

7月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、浜町フェスティバル特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックトパーズに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中村裕司騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた9戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた10戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードファニーに3/4馬身の差をつけて雨中の激闘を制した。

10月19日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた11戦目は、平取町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（7戦3勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた12戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（8戦3勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた14戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスペシャルナインに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4歳（2006年）

1月2日、中0週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、スーパーバードカップ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハワイアンマーチを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングアワードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月9日、中1週で迎えた17戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

6月14日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、JA富川ルシナ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（9戦3勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（10戦3勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（11戦3勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（12戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコッパーフィールドから1馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた22戦目は、沼田町夜高あんどん祭り30回記念特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のハートオブマインをクビ差制して優勝

9月5日、中2週で迎えた23戦目は、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。