タマモシンフォニー（1997年生、母サクラセレナーデ）

タマモシンフォニー（1997年3月18日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のアーミジャー（当時7歳）と交配したサクラセレナーデが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹地牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、タマモによって640.5万円で落札された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

7月17日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月21日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2000年）

6月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から37kg減らして迎えた4戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカンセンプーに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードパンチャーから1馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、4歳（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のユーエーファイターに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月4日、中3週で迎えた7戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノストームからクビ差の2着に甘んじた。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月9日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、一般C5イ（足利ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンキセキから1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスリッチからアタマ差の2着となった。

12月14日、中3週で迎えた13戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋和宏騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月5日、中0週で迎えた15戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後はダンディーロマンと並んで2着同着となった。

1月20日、中1週で迎えた16戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。