オリンピックデイ（2018年生、母Flagstaff）

Olympic Day

2018.02.18

オリンピックデイ（2018年2月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「オリンピックデイ。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のMedaglia d'Oro（当時19歳）と交配したFlagstaffが6歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月26日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のマイネルレスペトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2021年）

2月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月12日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく14着に敗れた。

9月12日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月6日、中7週で迎えた7戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、抜け出したラングロワを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4歳（2022年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたジューンベロシティ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月17日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

11月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの飯坂温泉特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したヨシノイースターに半馬身届かず2着となった。

5歳（2023年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4月16日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

2023年5月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。