グランドレーシング（1993年生、母レーシングルイース）

グランドレーシング（1993年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時7歳）と交配したレーシングルイースが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、地方35戦13勝2着8回。1997年のトルマリンオープン(A1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤隆明厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1995年）

4月25日、デビュー戦は山田延由騎手を鞍上に据えて、3歳（上山ダート750m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったルイスハヤブサから2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（上山ダート750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスハヤブサに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のあじさい特別（上山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエムブライアンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月7日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のいで湯賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（4戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエムブライアンから1馬身半差の2着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた6戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のりんどう特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイシャルビジンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月1日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の白菊特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスギフトに2馬身半の差をつけて優勝

10月30日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦のスズラン特別（上山ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は山田延由騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウンドギャロップから1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら56.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の東北サラ3才チャンピオン（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1996年）

4月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦の洞爺湖特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後はマウンドギャロップと並んで1着同着となった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、3歳戦のスプリングカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマウンドギャロップに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

5月26日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の若葉特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（10戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウンドギャロップから7馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の東北優駿（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（11戦4勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のこまくさ賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスズネースに2馬身の差をつけて制した。

8月4日、中3週で迎えた16戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田延由騎手（13戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のファンドリベルマンに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のクイーンカップ（上山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田延由騎手（14戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニイタカクリークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦の北日本オークス（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山田延由騎手（15戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月6日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた19戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田延由騎手（16戦7勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月29日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた20戦目は、3歳戦のオパールカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田延由騎手（17戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスハヤブサをハナ差制して1着ゴールを果たした。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の紅葉賞（上山ダート1800m 曇/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で山田延由騎手（18戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のトパーズカップ（上山ダート1800m 晴/重）に牝馬ながら57.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で山田延由騎手（19戦8勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイテンボシに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で山田延由騎手（20戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤグラグラビトンから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

4月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、ポセイドン特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山田延由騎手（21戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた25戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキホーオーからハナ差の2着に甘んじた。

5月26日、中1週で迎えた26戦目は、エメラルド特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（22戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウキユピテルから2馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、パール特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（23戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワマジェスタに1馬身の差をつけて制した。

6月24日、中1週で迎えた28戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、パール特別（上山ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモノシシに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

8月8日、中5週で迎えた29戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、トルマリンオープン（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルスピードから2馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

8月21日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、安藤貴英騎手を鞍上に迎えて、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた31戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のスプリンター争覇（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1999年）

3月24日、約7か月の休養明けで迎えた32戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、アザレア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた33戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンオープン（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた35戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。