コウチカガヤキ（1989年生、母コウチペール）

コウチカガヤキ（1989年6月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードオブザダンス（当時17歳）と交配したコウチペールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中牧場。戦績は、中央平地22戦0勝2着3回、地方17戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は1995年の一般C2五六。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

4月26日、デビュー戦は玉ノ井健志騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着を確保した。

6月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ヒシリアルティにアタマ差交わされて2着となった。

7月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は玉ノ井健志騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、カーカンパニーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた14戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ダービーサミットに3/4馬身交わされて2着となった。

12月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた16戦目は、津曲幸夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

4歳（1993年）

1月31日、中5週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小迫次男騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小迫次男騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月20日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の企救丘特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小迫次男騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1994年）

1月28日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 雪/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、約7か月半の休み明けで迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートスケープから5馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストアラモードから1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた31戦目は、目黒区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリフジノオーから3/4馬身差の2位入線にしたが、その後3着に降着となった。

6歳（1995年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヴァンドレーヌに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月28日、中2週で迎えた33戦目は、渋谷区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウエイコスモスから3馬身差の2着となった。

2月7日、中0週で迎えた34戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベースボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

9月7日、約7か月の休養明けで迎えた35戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、銀河特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた36戦目は、やぎ座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた37戦目は、江戸川区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は神澤和弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオフザウォールから半馬身差の2着となった。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスキタインからクビ差の2着に惜敗した。