レオランボー（1986年生、母ラツキネース）

レオランボー（1986年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフアインポート（当時13歳）と交配したラツキネースが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は上山勝美。戦績は、中央平地14戦3勝2着2回、地方25戦9勝2着4回。1990年のディセンバーステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

奥十一厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1988年）

6月20日、デビュー戦は平床良博騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビンゴから5馬身差の2着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノスノーランに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーランドから1馬身差の2着となった。

11月29日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、3歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノワケに2馬身半の差をつけて優勝

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の3歳優駿（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1989年）

4月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1300m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は平床良博騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスコトブキから3馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバエンペラーに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

5月7日、中1週で迎えた13戦目は、プロキオン（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平床良博騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングクラウンに2馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平床良博騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツエニィストライドに6馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、さつき賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平床良博騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエプソムナイトから1馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた16戦目は、アルタイル（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平床良博騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローズベイに1馬身の差をつけて優勝

7月16日、中3週で迎えた17戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で平床良博騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平床良博騎手（11戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハシモトオーに3/4馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

8月27日、中1週で迎えた19戦目は、レグルス（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で平床良博騎手（12戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリオラに2馬身半の差をつけて優勝

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、オリオン（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で平床良博騎手（13戦8勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエゾムサシに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月18日、中9週で迎えた21戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4歳（1990年）

8月12日、約9か月の休み明けで迎えた22戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブシュウボタンに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月23日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったスズオーエンスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月28日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローゼンプッシュに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

12月2日、中4週で迎えた26戦目は、ディセンバーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアズマイーストに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、’90フェアウェルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5歳（1991年）

1月12日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のジャニュアリーステークス（中山芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた29戦目は、白嶺ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田面木博公騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた30戦目は、白富士ステークス（東京芝2200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で田面木博公騎手（8戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の内外タイムス杯（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田面木博公騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るプレクラスニーを目の覚めるような末脚で半馬身差し切って勝利数を12に伸ばす

7月6日、約4か月の休み明けで迎えた32戦目は、安達太良ステークス（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田面木博公騎手（10戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の新潟日報賞（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田面木博公騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6歳（1992年）

7月26日、約11か月半の休み明けで迎えた34戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、BSN杯（新潟芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月25日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（14戦9勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた36戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（15戦9勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1993年）

4月11日、約4か月の休み明けで迎えた37戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、スプリングカップ（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた38戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（16戦9勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた39戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、JTB賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。