サンエイキングダム（2017年生、母キョウエイタキオン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって626.4万円で落札された。

2歳（2019年）

9月8日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は487kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイセンスカイに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳M3の知床賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳B1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったトキノマチスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳M3の寒菊賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3歳（2020年）

4月20日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るザルティスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約10馬身の大差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

6月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の東北優駿（岩手ダービー）（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンバリープロセスに6馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

4歳（2021年）

7月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg絞って迎えた10戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったアオイスイセイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンエイイーグルを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

8月23日、中1週で迎えた12戦目は、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山本聡哉騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェドゥラシャンスを自慢の末脚で半馬身差し切って単勝一倍台の支持に応えた。

9月27日、中4週で迎えた13戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本聡哉騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた14戦目は、菊花特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山本聡哉騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイトメアに9馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

11月21日、中3週で迎えた15戦目は、小雪特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山本聡哉騎手（14戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のトーセンダーウィンを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5歳（2022年）

6月20日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、ヴァンゴッホ特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山本聡哉騎手（15戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月18日、中3週で迎えた17戦目は、向日葵特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山本聡哉騎手（16戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた18戦目は、納涼特別（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で山本聡哉騎手（17戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のスパイスマジックに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月10日、中7週で迎えた19戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（18戦8勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスパイスマジックに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月22日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、2022盛岡ファイナル特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（19戦9勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい7着に敗れた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、師走特別（水沢ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（20戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6歳（2023年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、睦月特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（21戦9勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい7着に敗れた。

3月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg減らして迎えた24戦目は、桃花特別（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（22戦9勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月23日、中7週で迎えた25戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（23戦9勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。