ジェドゥラシャンス（2017年生、母プレミアステップス）

ジェドゥラシャンス（2017年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「運がいいね！（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時8歳）と交配したプレミアステップスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2022年のスプリント特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,000万円（25万×40口）で一口馬主が募集された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2020年）

3月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って18着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた5戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラストダンスにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジュネスドールに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月12日、連闘で迎えた9戦目は、楽天銀行賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2021年）

5月11日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本涼人騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で塚本涼人騎手（8戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のジーンジニーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で塚本涼人騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、コスモマーヴィに交わされて1馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた15戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、種山高原賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったノルトシュライフェに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のヤマニンゼーレをクビ差振り切って勝利をモノにする

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンインジュリーに1馬身半の差をつけて優勝

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、楽天競馬で岩手競馬LIVE賞（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた19戦目は、秋桜賞（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（13戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、サンエイキングダムに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月26日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞のヴィーナススプリント（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた21戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、シュラブローズ賞（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のジョリヴィサージュを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシェリーアモールに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた24戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、ひいらぎ賞（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のヤマニンティエルナに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2022年）

3月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた26戦目は、陽春特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、山吹特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（15戦4勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた28戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた29戦目は、撫子特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（16戦4勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、タニノフランケル特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた31戦目は、M2の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（17戦4勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた32戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（18戦4勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、竜胆特別（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（19戦4勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（20戦4勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカミノコに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた35戦目は、ハーベストカップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（21戦4勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた36戦目は、M2の絆カップ（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（22戦4勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた37戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（23戦4勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、ビューチフルドリーマーメモリアル（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本涼人騎手（24戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月13日、中0週で迎えた39戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬・岩手競馬コラボうまてなしパッカルくん賞（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた40戦目は、レックススタッド特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（25戦4勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（26戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（27戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。