タニノフランケル特別

レース展開

ジョリヴィサージュが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むピシュマニエ

ハナを切ったのはジョリヴィサージュ。後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にピシュマニエが続く。続いて、ジェドゥラシャンスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ソロムコは中団前め。ウインアライバルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。グランステーファノは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ヤマニンティエルナが7番手。後方3番手で折り合いをつけるのはゼットセントラル。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはグランメガスマイル。最後方にツルマルオーソがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タニノフランケル特別、グランメガスマイルが烈風の如き末脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はジョリヴィサージュでリードは1馬身。単独の2番手にピシュマニエが続く。そのすぐ後ろ、ゼットセントラルが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、7番手から抜け出したのはグランステーファノ。そのまま押し切る態勢だったが、後方3番手にいたグランメガスマイルが豪快な末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団後方の位置から持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたグランステーファノが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走した1番人気のゼットセントラルが入った。2番人気のツルマルオーソは後方2番手にいたが末脚弾けず4着に敗れた。