カネショウロイヤル（1999年生、母カネショウジョオー）

カネショウロイヤル（1999年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時13歳）と交配したカネショウジョオーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方33戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2004年のアルファード賞(一般B3一)。

経歴

デビュー前

永岡達夫厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

7月11日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、スーパーヒーローに交わされて4馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

2月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルモントハンターに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ヤングセレブに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったシャコータイムを3/4馬身捉え切れず2着となった。

6月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場直之騎手（9戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

8月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場直之騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月29日、中9週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で的場直之騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で的場直之騎手（12戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で的場直之騎手（13戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で的場直之騎手（14戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤングセレブに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた16戦目は、恵比寿特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で的場直之騎手（15戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルマツスパイラルに8馬身の差をつけて制した。

2月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で的場直之騎手（16戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマーベラスステップに4馬身の差をつけて優勝

2月21日、中2週で迎えた18戦目は、観梅特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で的場直之騎手（17戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマキノヒーローに3/4馬身届かず2位に入線したが、その後8着に降着となった。

3月19日、中3週で迎えた19戦目は、若葉特別（大井ダート1690m 晴/不良）に出走。鞍上は19戦連続で的場直之騎手（18戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルラポールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って4勝目を獲得した。

5月17日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた22戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、6着を確保した。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5歳（2004年）

3月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、杉並区特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったマキノレイクに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月12日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のうしかい座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のコウギョウライデンに1馬身の差をつけて制した。

5月20日、中4週で迎えた27戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた28戦目は、オメガ賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた29戦目は、コペルニクス賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた30戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ジュライ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったサモンジに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた31戦目は、アルファード賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るナスキーサンホークを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦のルナ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったケージーチカラにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中3週で迎えた34戦目は、ハロウィン賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた35戦目は、冬木立賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（2005年）

1月6日、中3週で迎えた36戦目は、ウエルカム2005賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月12日、約4か月の休み明けで迎えた37戦目は、エメラルド賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（11戦2勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた38戦目は、アンタレス賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。