ナモンレグラス（1994年生、母ドリーミングウェイ）
Namon Regulus
1994.05.20
ナモンレグラス（1994年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時7歳）と交配したドリーミングウェイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地25戦4勝2着3回、地方9戦0勝2着2回。1998年の武蔵野ステークス(G3)で2着に入った他、1998年のマーチステークス(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 34戦4勝 [4-5-4-21/34]
- 総賞金国内
- 9,798万円
- 生年月日
- 1994年5月20日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 松川史朗新潟
- 馬主
- （株）南原商事
- 生産者
- 木村牧場
- 抹消情報
- 中央：2000年12月23日抹消
地方：2002年1月25日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
祖母のダブルドアは海外28戦3勝。曾祖母のLittle Hutは海外55戦5勝。父のアジュディケーティングは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 7*7×5 | 4.68% |
| き | Pharos＝Fairway | 6*7*7×6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Native Dancer | 5×4 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 5*6×5*6 | 9.37% |
| 牡 | Princequillo | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Challenger | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 6*6×6 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 6*6×6 | 4.68% |
| 牡 | Discovery | 6*7*7×6 | 4.68% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7*7*7×7*7 | 3.9% |
| 牡S | War Admiral | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Royal Charger | 4*5 | 9.37% |
| 牡M | Teddy | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Polymelian | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 6×6*7 | 3.9% |
| 牝 | La Chica | 7×7 | 1.56% |
| 牝M | Plucky Liege | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ダンジグ系
- ファミリーナンバー
- 4-r
レース成績
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
12月1日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。
12月22日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシロヤマランディを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
3歳（1997年）
6月7日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
6月28日、中2週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコバノスコッチに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
7月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタノマイヒメを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って単勝一倍台の支持に応えた。
8月2日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
10月4日、中8週で迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロックリズムに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
11月23日、中3週で迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の花園ステークス（京都ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。
4歳（1998年）
1月10日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
2月7日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るギガトンを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月14日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたワイルドブラスター決め手に屈して半馬身差の2着となった。
5月23日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエムアイブランにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
6月14日、中2週で迎えた14戦目は、巴賞（函館芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。
8月1日、中6週で迎えた15戦目は、マリーンステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。
11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、霜月ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆徳騎手（9戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。
5歳（1999年）
7月31日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、マリーンステークス（函館ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。
9月11日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。
10月23日、中5週で迎えた19戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
11月13日、中2週で迎えた20戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、霜月ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。
12月5日、中2週で迎えた21戦目は、G2の東海ウインターステークス（小倉ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（10戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。
6歳（2000年）
1月23日、中6週で迎えた22戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。
10月1日、約8か月半の休養明けで迎えた23戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた24戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、エニフステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。
7歳（2001年）
4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた26戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブブレーンから1馬身半差の2着に敗北した。
5月5日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞の豊栄記念（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月16日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、ヤスダヨーグルト特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月23日、連闘で迎えた29戦目は、地方重賞の新潟記念（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月27日、中4週で迎えた30戦目は、神無月特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイエロードリームから3/4馬身差の2着となった。
11月7日、中1週で迎えた31戦目は、朝日岳特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた32戦目は、千曲川特別（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月1日、中0週で迎えた33戦目は、晩秋特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺正治騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月9日、連闘で迎えた34戦目は、アルツ磐梯賞（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺正治騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。