ホッポウチェリー（1984年生、母ヒミノアオバ）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

5月24日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月26日、中8週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のヒミノジョオーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下の伊万里特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったマーメイドピンクにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったエイシンジュエリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のセントアイドルに2馬身の差をつけて優勝

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の伊達特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4歳（1988年）

3月13日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のステルスをクビ差振り切って久方ぶりの一戦をモノにした。

3月26日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の京橋ステークス（阪神芝2500m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は加用正騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上1400万下の道頓堀ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（7戦1勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上1400万下の朱雀特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

12月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加用正騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の高砂特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加用正騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

5歳（1989年）

1月21日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で加用正騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の周防灘特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。