ホーエイコンドル（2000年生、母ホーエイフアスト）

ホーエイコンドル（2000年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のビコーペガサス（当時9歳）と交配したホーエイフアストが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は国中一男。戦績は、地方38戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の小倉競馬場内佐賀場外発売所開設記念(C2)。

経歴

デビュー前

古沢清次厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

10月9日、デビュー戦は新町充寿騎手を鞍上に据えて、2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスポットガールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた2戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカクヘンチュウに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイハクトに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

7月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウエイレディに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のピアシャインを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（3戦3勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた12戦目は、小倉競馬場内佐賀場外発売所開設記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のディスタントガイをクビ差振り切って制した。

4歳（2004年）

3月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セイウンボーイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月18日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンノボルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永尾正則騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永尾正則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカサマツノスターに2馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

6月6日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永尾正則騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で永尾正則騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキフォーチュンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月14日、中6週で迎えた19戦目は、立秋特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永尾正則騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジェニルボーに交わされて1馬身半差の2着となった。

5歳（2005年）

1月9日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカトモドリームにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月23日、中1週で迎えた24戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第1戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月7日、中1週で迎えた25戦目は、立春特設（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた26戦目は、早春特設（佐賀ダート1750m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた27戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、春光特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた28戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイアラをクビ差振り切って雨下の激戦を制した。

4月29日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジェニルボーに3/4馬身交わされて2着となった。

5月21日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リュウタローにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月19日、中3週で迎えた32戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、アゲイン信ちゃん杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた33戦目は、勇磨くんトランポリン大会初出場記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた34戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた35戦目は、パールライス杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、川崎八日会40周年記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた38戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。