ジョイフルホーラー（1992年生、母オオシマジヨイフル）

ジョイフルホーラー（1992年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のプリンスオブバーズ（当時7歳）と交配したオオシマジヨイフルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地17戦4勝2着4回、地方22戦0勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の桜島特別(900万下)。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったワンダーミラクルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3月26日、中2週で迎えた2戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中京ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったエムアイブランに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月13日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、サザンヒットに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノフレイミングを途轍もない末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のように急駛したが、抜け出したメイショウガイセンを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

10月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で土肥幸広騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で土肥幸広騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた11戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のケイアイオーロラをハナ差振り切って2勝目をつかんだ。

5月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月22日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサイレンスホーラーをクビ差振り切って優勝

8月25日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の桜島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田浩一騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマチカネテノールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（1997年）

1月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた17戦目は、ハンデ戦の雅ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（10戦2勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月21日、約7か月半の休み明けで迎えた18戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、サードニックスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた19戦目は、ターコイズオープン（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1998年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の新春グランプリ（名古屋ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた21戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、ガーネットオープン（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（1999年）

6月6日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた22戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルガーベから約14馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた24戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた26戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般C6-7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールジーから1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中6週で迎えた30戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C6-4（高知ダート1000m 小雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた31戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた32戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーエンジェルから1馬身差の2着となった。

8歳（2000年）

1月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月11日、中3週で迎えた34戦目は、一般C6-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた35戦目は、一般C6-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーイーグルから1馬身半差の2着となった。

4月22日、中4週で迎えた36戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた38戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C6-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた39戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。