プリモドルチェ（2005年生、母ディアグランド）

プリモドルチェ（2005年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高級のデザート（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートボーイ（当時10歳）と交配したディアグランドが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方39戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月23日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3歳（2008年）

2月9日、中6週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

6月9日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチーフヴァージニアを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

7月14日、中2週で迎えた5戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベティロックオンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C2一二（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月23日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた12戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月21日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で竹吉徹騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月22日、連闘で迎えた24戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアイリッシュハーブ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月4日、中1週で迎えた25戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた26戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（13戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（15戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（16戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（17戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた35戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた36戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイヤフェニックスを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

9月13日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた39戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた40戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。