セイユウチェイサー（2008年生、母サニーハシレ）

セイユウチェイサー（2008年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオペラハウス（当時20歳）と交配したサニーハシレが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田牧場。戦績は、地方18戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年のホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別(一般C3-2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

8月4日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

9月28日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、リコーロデムに半馬身交わされて2着となった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエフテーアゲンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2011年）

5月12日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたコスモレーヴドール決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

7月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、ナチュレ恵賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアグネスエイプリルに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオファニエルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のアリオト特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（11戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドウォッチに6馬身の差をつけて4勝目を収める

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ホッカイドウ競馬三石ファンクラブ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリティーピュティに7馬身の差をつけて5勝目を収める

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ひろおサンタランド特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたパレスソルジャー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。