フラワーアモン（1987年生、母シービーフラワー）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

8月5日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

11月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（1990年）

1月5日、中6週で迎えた4戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

2月17日、中1週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた7戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のスワローロックに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月21日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた11戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月1日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

4歳（1991年）

2月24日、中9週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の姫島特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

4月21日、中5週で迎えた17戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネペルレに半馬身届かず2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったレッドビエントに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月2日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったハセフローレンスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月30日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエメラルドセクレをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

7月28日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の妙高特別（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジノゴーカイに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

5歳（1992年）

1月12日、中5週で迎えた25戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月15日、中4週で迎えた26戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイチョースワロウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月16日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた31戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた33戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は減速してしまい最後はハイルセレーサと並んで12着同着となった。

12月12日、中2週で迎えた35戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の鳥羽特別（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。