シルクレボルシオン（2005年生、母ナリタジェンヌ）

シルクレボルシオン（2005年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋革命（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時9歳）と交配したナリタジェンヌが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地21戦1勝、地方24戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,400万円（2.8万×500口）で一口馬主が募集された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月25日、デビュー戦はA.スボリッチ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2008年）

3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた4戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月21日、中5週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネトシヴィゴーレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた10戦目は、白菊特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

11月8日、中0週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた12戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4歳（2009年）

1月17日、中7週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月17日、約7か月の休み明けで迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月13日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5歳（2010年）

2月13日、中6週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

3月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、春蘭特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた24戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、はなみずき特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナギサノハナをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

4月25日、連闘で迎えた25戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったバクシンオーから4馬身差の2着となった。

5月16日、中2週で迎えた26戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、ばら祭シリーズラブリーふくやま特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレパーフェクトに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、ラベンダー特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアルテローザをハナ差制して制した。

6月13日、中1週で迎えた28戦目は、ふたご座特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアルテローザに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、ざくろの花特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーチーフから2馬身半差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた30戦目は、あじさい賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーチーフからクビ差の2着に甘んじた。

7月25日、中1週で迎えた31戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードフォーレルからハナ差の2着に甘んじた。

8月13日、中2週で迎えた32戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた33戦目は、こおろぎ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた34戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた35戦目は、体育の日特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウチュラマから半馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた36戦目は、武豊騎手来場記念（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、霜月賞（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（11戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた38戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、ファンタジスタカップ第2戦（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた39戦目は、内海大橋特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2011年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた40戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、千両特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた41戦目は、スノードロップ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月23日、連闘で迎えた42戦目は、白銀特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた43戦目は、節分草特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた44戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた45戦目は、春分の日特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（13戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。