アポロブライト（1998年生、母アポロピンク）

アポロブライト（1998年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したアポロピンクが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はレースホース牧場（株）。戦績は、地方31戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

西川栄二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

8月27日、デビュー戦は鈴木啓之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャインレンボーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで止まることなく走り抜いたが、ジョイフルトートにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2001年）

2月26日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のツバサショウグンに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（2002年）

1月10日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ケリーライトに交わされて4馬身差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月20日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のウィナーズスキップに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月22日、中8週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた13戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1十（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月3日、中2週で迎えた17戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、千住特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた19戦目は、練馬区特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったミスターゲンキクンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5歳（2003年）

2月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、バイタルスパークに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月4日、中2週で迎えた27戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1五 C2一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、バイタルスパークにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月5日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエルフィンボーイに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

6月18日、中5週で迎えた29戦目は、一般C1二三（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（14戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（15戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。