ラックダグラス（1989年生、母ダイアナルツク）

ラックダグラス（1989年4月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のスイフトエース（当時12歳）と交配したダイアナルツクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田牧場。戦績は、地方24戦17勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年のアラブ大賞典アラブ大賞典(A1)。

経歴

デビュー前

上川薫厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1991年）

11月2日、デビュー戦は古川哲也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイムジンに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズダイオーに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

3歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月15日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーガールに9馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の弥生賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズカンノンに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

6月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシヨウハイに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1993年）

4月25日、約10か月の休み明けで迎えた8戦目は、アラ系5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノツバサに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（7戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビンチローザに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月31日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のビートダンサーに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月10日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（9戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハグロカブラヤに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（10戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハグロカブラヤをアタマ差制して貫禄の8連勝を決めた。

8月29日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古川哲也騎手（11戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイナリダイドウに1馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

11月28日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた15戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1994年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は古川哲也騎手（12戦11勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のナカノダイナに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月30日、中3週で迎えた17戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（13戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のネーハイスピードに4馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

2月13日、中1週で迎えた18戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（14戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスインペリアルをアタマ差制して勝利数を14に伸ばす

3月6日、中2週で迎えた19戦目は、アラブ大賞典アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（15戦14勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノヒリュウに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月17日、中5週で迎えた20戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（16戦15勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーエリモに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月1日、中1週で迎えた21戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（17戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストヒリュウから4馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中3週で迎えた22戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（18戦16勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフォルサに半馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

6歳（1995年）

1月3日、約7か月半の休み明けで迎えた23戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた24戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（19戦17勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。