オキナワニキセキヲ（2006年生、母マルブンスイショー）

オキナワニキセキヲ（2006年6月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグリーンアプローズ（当時12歳）と交配したマルブンスイショーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂口豊翼。戦績は、地方20戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年のステップアップ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、河原育成牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

森沢友貴厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2008年）

11月18日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は455kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライムグリーンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中1週で迎えた3戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3歳（2009年）

1月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳F2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルキーサンデーに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のステップアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユキノフェニックスに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月16日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、3歳B（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモホークアイに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月17日、中8週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鉢伏山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ビコーオラクルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

8月27日、中9週で迎えた10戦目は、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の笠形山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、メルシーレインボーに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒビキゴールドに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月4日、中4週で迎えた13戦目は、地方重賞の楠賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったゲイリーマイハートに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴルディオスに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4歳（2010年）

1月13日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（7戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、レッドゾーンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のアバランチイナリに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月24日、中6週で迎えた18戦目は、コベルコ教習所杯（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（9戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のアバランチイナリを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

4月14日、中2週で迎えた19戦目は、DASHよかわ特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドンブレイカーに7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。