シュメイヒーロー（1997年生、母スウィングエース）
1997.05.05
シュメイヒーロー（1997年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時22歳）と交配したスウィングエースが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は林 祐二。戦績は、地方43戦17勝2着8回。2000年の九州アラブダービー(アラ系4歳)に勝利した他、2000年の荒尾記念(アラ系4歳)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、林祐二から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。
真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（1999年）
10月16日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月13日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサスケキコウに7馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。
11月27日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナイスメアリーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
12月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファストテイオーに交わされて6馬身差の2着となった。
3歳（2000年）
1月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
3月12日、中7週で迎えた6戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルトパーズに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月19日、連闘で迎えた7戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパートウザイに7馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
4月9日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイスメアリーに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月14日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマオーカンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
9月24日、中5週で迎えた10戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスメアリーに1馬身の差をつけて優勝
10月29日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミスターナタリーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
11月26日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の全日本アラブグランプリ（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（10戦7勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた13戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
12月31日、中1週で迎えた14戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパージョージに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
4歳（2001年）
1月14日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザテンザンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月4日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（14戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザテンザンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
2月18日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（15戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザテンザンを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。
3月11日、中2週で迎えた18戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、春光特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスチールホーマに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
4月7日、中3週で迎えた19戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベアーズキャロルをクビ差制して優勝
5月5日、中3週で迎えた20戦目は、こいのぼり特別（福山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシボウナナに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
5月26日、中2週で迎えた21戦目は、ローズカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダータイヨウに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月10日、中1週で迎えた22戦目は、しゃくなげ特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシボウナナに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
6月30日、中2週で迎えた23戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、虹空特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月4日、中4週で迎えた24戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦5勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた25戦目は、金杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月2日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、菊池川特設（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングタイムリーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
12月16日、中1週で迎えた27戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（17戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユートエクセランをアタマ差振り切って勝利数を16に伸ばす
5歳（2002年）
1月21日、中4週で迎えた28戦目は、肝属川特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（18戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパージョージに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月3日、中1週で迎えた29戦目は、九州アラブチャンピオン（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（19戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
3月3日、中3週で迎えた30戦目は、西日本アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（20戦11勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。
4月14日、中5週で迎えた31戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（21戦11勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヤマノキングを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。
5月6日、中2週で迎えた32戦目は、九州アラブ王冠賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（22戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた33戦目は、日向灘特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（23戦11勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイハンターにアタマ差交わされて2着となった。
6月2日、中1週で迎えた34戦目は、有明海特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（24戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
6月26日、中2週で迎えた35戦目は、九州アラブグランプリ（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（25戦11勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月15日、約5か月半の休み明けで迎えた36戦目は、菊池川特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（26戦11勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。
6歳（2003年）
1月3日、中2週で迎えた37戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（27戦11勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。
2月2日、中3週で迎えた38戦目は、九州アラブチャンピオン（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（28戦11勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。
2月16日、中1週で迎えた39戦目は、池田湖特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（29戦11勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3月16日、中3週で迎えた40戦目は、大分川特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で真島正徳騎手（30戦11勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホーエイハンターにクビ差交わされて2着に惜敗した。
4月6日、中2週で迎えた41戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で真島正徳騎手（31戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5月5日、中3週で迎えた42戦目は、九州アラブ王冠賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で真島正徳騎手（32戦11勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。
5月17日、中1週で迎えた43戦目は、日向灘特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で真島正徳騎手（33戦11勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。