マイネルジュリアン（2020年生、母コスモルーシー）

マイネルジュリアン（2020年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時16歳）と交配したコスモルーシーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2023年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

加藤士津八厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月1日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。17頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

6月11日、中9週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のユーバーウィンデンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月30日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた7戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、まゆな20代最後の誕生日記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で甲賀弘隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に終わった。

4歳（2024年）

3月25日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、わたるくん22歳誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた11戦目は、C2十一（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケヴィンズクロスを3/4馬身差し切って2勝目をつかんだ。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、横川上席、還暦おめでとう!!記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた15戦目は、能登半島地震復興支援杯（29）（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったプーランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、みさきバースデーお祝い記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。2着となった。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、祝!結婚! 海渡と恋の幸せいっぱい記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、リンリンさん&イイカズさん結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユールファーナに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、咲け!櫻満開!優ちゃん二十歳生誕記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（5戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったカワカミアンフィニに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、HBA組合長賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた23戦目は、能登半島地震復興応援杯（68）（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた24戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた25戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンティップスを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。