ヤギリオーカン（1984年生、母ダスキーウエーヴ）

ヤギリオーカン（1984年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時9歳）と交配したダスキーウエーヴが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、地方13戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

9月13日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（1987年）

1月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアサカリファードを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下（中山ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた5戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く3着に終わった。

6月21日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上400万下の手稲山特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉井智光騎手（6戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月19日、中6週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で玉井智光騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で玉井智光騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったセントイチジョウに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月6日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月5日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1989年）

4月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般（盛岡ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイビーホープから半馬身差の2着となった。

7月2日、中4週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジヤガーゴールドから2馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石川榮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた30戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。