ヒデノフアイター（1984年生、母グレースキンパ）

ヒデノフアイター（1984年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時11歳）と交配したグレースキンパが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松田憲一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方22戦15勝2着4回。主な勝ち鞍は1988年のゴールド争覇。

経歴

デビュー前

河村功厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（1987年）

4月24日、デビュー戦は成田明騎手を鞍上に据えて、4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエバラボマークに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（中京(地)ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成田明騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘンリイサイモンに1馬身の差をつけて優勝

5月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で成田明騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシリコンロードに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成田明騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミテンリュウをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は5戦連続で成田明騎手（4戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンヨウランナーに半馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

9月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で成田明騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマダムアイアンをクビ差制して6勝目を手に入れた。

10月20日、連闘で迎えた8戦目は、C2（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のサンヨウランナーに1馬身の差をつけて7勝目を収める

10月31日、中1週で迎えた9戦目は、C2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートドレスをクビ差制して8勝目をマークした。

11月26日、中3週で迎えた10戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドオーカンに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノトツプランに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4歳（1988年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、たんぽぽ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノピースに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月22日、中1週で迎えた13戦目は、B12（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のウインザーキングに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月12日、中2週で迎えた14戦目は、中京短距離特別（中京(地)芝1200m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツノフドウからハナ差の2着に甘んじた。

5月25日、中1週で迎えた15戦目は、エメラルド特別（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（7戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミランザンに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

7月6日、中5週で迎えた16戦目は、ルビー特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラエイサイに2馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

8月31日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（9戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラツキーグラスから1馬身差の2着に敗れた。

9月18日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、G3のオールカマー（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（10戦8勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、ゴールド争覇（中京(地)芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエンペリーに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

11月3日、中2週で迎えた20戦目は、東海菊花賞（名古屋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェートノーザンから3馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、全日本サラブレッドカップ（笠松ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（13戦9勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた22戦目は、駒野特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸部尚実騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1989年）

1月4日、中3週で迎えた23戦目は、新春グランプリ（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で戸部尚実騎手（15戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウオロービジョンから3馬身差の2着に敗北した。