プリンセストウジン（1991年生、母プリンセスヤマフ）

プリンセストウジン（1991年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時9歳）と交配したプリンセスヤマフが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地50戦2勝2着6回、中央障害5戦0勝、地方8戦4勝。1994年のラジオたんぱ賞(G3)で3着に入った他、1994年のカーネーションカップ(オープン牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

梶原軍造厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1993年）

7月28日、デビュー戦は田辺弘騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のスコールテンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の秋風ジュニア（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジュリアナクィーンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカショウグンに2馬身の差をつけて優勝

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスコールテンをクビ差制して1着ゴールを果たした。

3歳（1994年）

1月15日、中7週で迎えた9戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのフローラステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月6日、連闘で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた14戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

5月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳オープンのカーネーションカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエイシンバーモントをクビ差振り切って5勝目をつかんだ。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた18戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月14日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦の新潟日報賞（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノーブルアクションに半馬身交わされて2着となった。

9月11日、中3週で迎えた20戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた21戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のローズステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のユートピアステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、逃げるブランドノーブルを差し切れず、3馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた24戦目は、師走ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた25戦目は、ジャニュアリーステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた26戦目は、白嶺ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデG3の中山牝馬ステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4月2日、中4週で迎えた28戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の船橋ステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたオンワードアーリー決め手に屈してハナ差の2着となった。

5月28日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のむらさき賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた32戦目は、安達太良ステークス（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月29日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の北上特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったオノデンリンゴに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月16日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月1日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の六社特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、キングオブダイヤに交わされて1馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上900万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上900万下の多摩川特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた40戦目は、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

12月24日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上900万下の’95ジョッキーズグランプリ（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5歳（1996年）

1月21日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の若潮賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（10戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた43戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた44戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’96グローバルカップ（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

3月23日、中2週で迎えた45戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、フィールドチャンプにクビ差交わされて2着となった。

4月14日、中2週で迎えた46戦目は、5歳以上900万下の’96中山ヤングジョッキーズステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた47戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた48戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の是政特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた49戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の織姫賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた50戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた51戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の御宿特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた52戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のレインボークイーンをクビ差振り切って久々に勝利を挙げた。

10月19日、中5週で迎えた53戦目は、ハンデ戦でオープンのアイルランドトロフィー（東京芝1600m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた54戦目は、牝馬限定戦のユートピアステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた55戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

6歳（1997年）

1月25日、中7週で迎えた56戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた57戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中9週で迎えた58戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月3日、約3か月半の休養明けで迎えた59戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた60戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月26日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた61戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の白秋ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた62戦目は、牝馬限定の4歳以上1600万下のユートピアステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り17着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた63戦目は、牝馬限定のハンデ戦でオープンのターコイズステークス（中山芝1800m 曇/不良）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。