オノデンリンゴ（1992年生、母オノデンモモコ）

Onoden Ringo

1992.03.19

オノデンリンゴ（1992年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時9歳）と交配したオノデンモモコが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は外舘 万明。戦績は、中央平地6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のNST賞(900万下 牝)。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

5月13日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のキャロルダンサーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のギャロップインに2馬身半の差をつけて優勝

6月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳900万下のしゃくなげステークス（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の浄土平特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、アンバーユーに交わされて2馬身半差の2着となった。

8月19日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプリンセストウジンに2馬身半の差をつけて3勝目を収める

9月10日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り 曇/良）に48kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。