トダノスイジン(1996年生、母トウシヨウサニー)

Todano Suijin

1996.04.22

トダノスイジン(1996年4月22日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイナレター(当時12歳)と交配したトウシヨウサニーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高田 利雄。戦績は、地方23戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年の3歳。

経歴

デビュー前

三間典夫厩舎(船橋)へ入厩。

2歳(1998年)

6月29日、デビュー戦は佐藤隆騎手を鞍上に据えて、3歳船橋ダート1000m 曇/稍重)に出走。馬体重は443kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグローリーキングに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

12月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(1戦0勝)。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアキノビクトリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳(1999年)

1月28日、中5週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦の’99ベストスパー特別(3)船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手(2戦1勝)。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコマドリから半馬身差の2着に敗北した。

2月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手(3戦1勝)。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の菜の花特別船橋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手(4戦1勝)。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月24日、中9週で迎えた6戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若松特別船橋ダート1600m 雨/重)に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったカルメンノムラにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のサルビア特別船橋ダート1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は佐藤隆騎手(5戦1勝)。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルイボスマクラレンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月28日、中5週で迎えた8戦目は、3歳オープンの若潮盃船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(6戦1勝)。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4歳(2000年)

3月19日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、杉並区特別大井ダート1700m 曇/稍重)に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、獅子座特別大井ダート1600m 内回り 雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5歳(2001年)

4月5日、約12か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C3二イ船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は佐藤隆騎手(7戦1勝)。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマエノハヤヒデに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七ア船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(8戦2勝)。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタケデンターボに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6歳(2002年)

8月27日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C3四イ船橋ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、一般C3三ア船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手(1戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3二イ船橋ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手(2戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

8歳(2004年)

3月23日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C3三ア船橋ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は佐藤隆騎手(9戦2勝)。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したラッキーファストに半馬身届かず2着となった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた17戦目は、一般C3四ア船橋ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手(10戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3四イ船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手(11戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3五イ船橋ダート1400m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手(12戦2勝)。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスーザンフォンテンをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

6月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三ア船橋ダート1400m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手(13戦3勝)。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったインターコワールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた21戦目は、一般C3二イ船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手(14戦3勝)。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9歳(2005年)

1月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3二船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手(15戦3勝)。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

2月18日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、一般C3三イ船橋ダート1400m 内回り 曇/重)に出走。鞍上は林幻騎手(3戦0勝)。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。