ミリオンダンサー（2007年生、母ステンレスダンサー）

ミリオンダンサー（2007年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したステンレスダンサーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4三。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月9日、デビュー戦は小島太一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。17着に終わった。

4歳（2011年）

4月19日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンペキンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のトウショウスパーダを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、能登機具岩特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた8戦目は、傾奇武者特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4二（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、輪島あわびまつり特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた11戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のタイキソングに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

8月28日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた13戦目は、小木袖ギリコ祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3四（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、JUNK LOUD A/W杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（11戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、浦河地区産駒杯（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5歳（2012年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、ののいち椿まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

4月10日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた20戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた22戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた23戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（15戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（16戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダーシモンに約16馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月26日、中1週で迎えた27戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、チャレンジレース（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクラウンティアラに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月9日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ウィッシュボーンに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

11月18日、中5週で迎えた31戦目は、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルエンゼルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月25日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた33戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた34戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6歳（2013年）

1月14日、中3週で迎えた35戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた36戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた37戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた38戦目は、祝手束真知子生誕特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた40戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、ノーザンテースト特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月25日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山中悠希騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月31日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。