ジョーエキスプレス（1987年生、母ジョーベゼクリク）

ジョーエキスプレス（1987年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時8歳）と交配したジョーベゼクリクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方32戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月5日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったタカトラエースに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のオギサウンドを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

4歳（1991年）

9月14日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月15日、中1週で馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

5歳（1992年）

1月19日、中4週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山田和広騎手（9戦1勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

4月6日、中7週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた12戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーペルセウスに2馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミリオンスマッシュから1馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた15戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったボニーターから2馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のドミナスランボーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

7月11日、中5週で迎えた17戦目は、一般B（中津ダート1620m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で櫻木英喜騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドクターサイアンからクビ差の2着に甘んじた。

8月16日、中4週で迎えた18戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で櫻木英喜騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズモマンナからアタマ差の2着に惜敗した。

9月13日、中3週で迎えた19戦目は、一般B（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で櫻木英喜騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で櫻木英喜騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のポートレッドをハナ差制して1着ゴールを果たした。

10月24日、中2週で迎えた21戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で櫻木英喜騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で櫻木英喜騎手（10戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1993年）

1月4日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた23戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で櫻木英喜騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた24戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で櫻木英喜騎手（12戦3勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた25戦目は、奥下一月騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（13戦3勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（14戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエルミタージュに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

2月22日、連闘で迎えた28戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（15戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた29戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（16戦4勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（17戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクイリナーレをクビ差制して優勝

4月11日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で櫻木英喜騎手（18戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランドケンシンに3馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

4月19日、連闘で迎えた32戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で櫻木英喜騎手（19戦6勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた33戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で櫻木英喜騎手（20戦6勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で櫻木英喜騎手（21戦6勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタタカワシに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月24日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で櫻木英喜騎手（22戦7勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングクロスから1馬身差の2着となった。

7月3日、中5週で迎えた36戦目は、めじろ特別（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で櫻木英喜騎手（23戦7勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で櫻木英喜騎手（24戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクイリナーレに1馬身半の差をつけて9勝目を獲得した。

8月30日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた39戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は櫻木英喜騎手（25戦7勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で櫻木英喜騎手（26戦7勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた41戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で櫻木英喜騎手（27戦7勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた42戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で櫻木英喜騎手（28戦7勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で櫻木英喜騎手（29戦7勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。