アメジストスター（2002年生、母アメジストバレー）

アメジストスター（2002年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋星」。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時20歳）と交配したアメジストバレーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は大平ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C4。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

6月4日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月24日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月3日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。14着に敗れた。

10月23日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月18日、中3週で迎えた6戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラフルールに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月2日、中5週で迎えた7戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月1日、中7週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したガイアレーサーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒシダウインドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月30日、連闘で迎えた10戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスナークブリザードを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4月21日、中2週で迎えた11戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、名古屋平和公園特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローズトルネードに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。