アルーリングリップ（2019年生、母アルーリングアクト）

アルーリングリップ（2019年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「魅惑的な唇」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したアルーリングアクトが23歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はスガタ牧場。主な勝ち鞍は2022年のホロライブ百鬼あやめ生誕記念(一般C22)。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月19日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3歳（2022年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月16日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2022年8月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ホロライブ百鬼あやめ生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヨハマンゾクジャを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、雪吊り特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のカイオルをクビ差振り切って制した。

1月24日、中1週で迎えた10戦目は、大寒特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、ヤドリギ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたフカイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた13戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、メイショウサムソン誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、ターフのカノジョ中原牧人賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、松本一心騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月27日、中0週で迎えた17戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本一心騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本一心騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本一心騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松本一心騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松本一心騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本一心騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本一心騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、フィールドゲランにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本一心騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、かっちゃん杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったアレピアードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた27戦目は、菊咲月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハクサンマズルに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、仲秋特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般B9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた32戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、s25t炎上3周年あひる焼念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた33戦目は、B8組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた34戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月12日、中1週で迎えた35戦目は、みのりん生誕10000日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本一心騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた36戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本一心騎手（14戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた37戦目は、一般B11 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた39戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、C級センバツ（2）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた40戦目は、嘉月賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた41戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑慧悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた42戦目は、一般C8 C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた43戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松本一心騎手（15戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。