フィールドゲラン（2019年生、母ラティエラ）

フィールドゲラン（2019年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「草原+母母名の一部。競馬場の熱き鼓動」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時12歳）と交配したラティエラが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。主な勝ち鞍は2022年の一般C26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川啓一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、鮫川啓一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、福田光博によって264万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月8日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた3戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚がパッとせず18着に終わった。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月22日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた6戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート800m 雨/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラウルスを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長江慶悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったシャイニーメインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、ユーチューバー馬めがね感謝記念（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長江慶悟騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、ホロライブ百鬼あやめ生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長江慶悟騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月10日、中3週で迎えた12戦目は、伊藤実知子誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長江慶悟騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったバイコーンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長江慶悟騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で長江慶悟騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長江慶悟騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

デビュー前

後藤佑耶厩舎（笠松）へ入厩。

3月7日、デビュー戦は長江慶悟騎手を鞍上に据えて、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番ゲートからスタート。競走除外となった。

3月22日、中3週で迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長江慶悟騎手（9戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グルメに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中1週で迎えた17戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長江慶悟騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で長江慶悟騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長江慶悟騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で長江慶悟騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で長江慶悟騎手（14戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で長江慶悟騎手（15戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で長江慶悟騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルーリングリップをハナ差だけ差し切って優勝

8月4日、中1週で迎えた24戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で長江慶悟騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた25戦目は、応援してます!愛馬会（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で長江慶悟騎手（18戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた26戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、DcD3周年おめでとう杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスクリーンアピールを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、金木犀特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、ペルセウス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長江慶悟騎手（19戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた30戦目は、雪見月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長江慶悟騎手（20戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5歳（2024年）

3月29日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。